0歳児より対応しております。
小児によくみられる皮膚症状と皮膚疾患(例)
- 乳児湿疹
- 乳児脂漏性皮膚炎
- 小児アトピー性皮膚炎
- あせも
- とびひ
- 水イボ
- おむつ皮膚炎(おむつかぶれ)
- 虫刺され
- かぶれ など
乳児湿疹
乳児湿疹は生後すぐに現れる、頭部、間擦部、体幹四肢にできる湿疹の総称です。原因の大半は新生児皮膚の生理的現象である、一過性の皮脂の過剰産生や分泌によって起こります。
おむつかぶれ
おむつかぶれはどんな乳児でも1度は経験すると思われるよくある疾患です。おむつ部は、尿や便の刺激だけで無く、1日に何度も拭く刺激によってバリア機能が低下することで起こります。
水いぼ(伝染性軟属腫)
水イボはポックスウイルスが皮膚に感染することで発症します。表面がツルツルして、みずみずしい光沢のある直径数mmから5mmくらいの小さな皮膚の盛り上がりで、てっぺんが少し凹んでいるのが特徴です。顔を含め、どこにでもできる可能性があり、特に小さな子供に多く見られる疾患です。
いぼ(尋常性疣贅)
いぼはヒトパピローマウイルスと呼ばれるウイルスが、目に見えないほどの小さな傷などから皮膚に感染しイボとなって表れます。角質を厚くしながら増殖するため、うおのめと勘違いされることがありますが、きちんと治療しないと大きくなったり、他の場所にうつってしまったりします。足の裏や手指にできることが多いですが、顔などどこにでも広がることがあります。
あせも
あせもは、多量の発汗、汗が蒸発しにくいといった環境下で細い汗の管の通過が滞ったり閉鎖してしまうことで起こります。体表面積あたりの汗腺密度が高く、よく動く乳幼児は、汗をかきやすいので、あせもができやすいです。